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原子力シンポ「日本の高速炉開発のゆくえ」が開催されました

2017年7月20日、都市大世田谷キャンパスにて、原子力シンポジウム「日本の高速炉開発のゆくえ」が開催されました。一般50名、学生85名の総勢140名程度と大勢の参加を受け、ポストもんじゅの高速炉開発のあり方について、約4時間にわたり講演や議論が行われました。

シンポの皮切りには、エネルギーセキュリティや地球環境保全といった包括的観点からみた高速炉の導入意義について三菱FBRシステムズ取締役國嶋茂氏より解説が行われ、続く基調講演では、JAEA特任参与佐賀山豊氏より各国の開発状況や原子力関係閣僚会議で取りまとめられた我が国の「高速炉開発の方針」が約1時間にわたって詳説されました。

後半の部では、本年4月に都市大へ着任した大鳥靖樹教授、佐藤勇教授、鈴木徹教授の3名からそれぞれ高速炉の免震技術、MA燃料、高速炉の事故進展についてのミニ講義、学生企画として都市大原子力安全工学科有志(1年、2年、3年生の5名)によるフリーディスカッション「どうする?日本の高速炉開発 ―自力開発?共同開発?他国炉導入?―」が学生主導で催され、会場と一体となった熱心な議論が展開されました。

会議名: 都市大原子力シンポジウム
テーマ: 「日本の高速炉開発のゆくえ」
日時:  2017年7月20日(木)13:20-16:50
場所:  都市大世田谷キャンパス 13Q教室(1号館3階Q教室)
主催:  東京都市大学原子力安全工学科/共同原子力専攻

プログラム
13:20-14:55   司会: 竹澤宏樹講師
1)開会の挨拶
2)なぜ高速炉が必要か?       (三菱FBRシステムズ取締役 國嶋茂氏)30分
3)日本の高速炉開発のゆくえ     (JAEA特任参与 佐賀山豊氏) 60分
休憩
15:10-16:50
4)高速炉と免震技術            (都市大 大鳥靖樹教授) 20分
5)核廃棄物を燃やす高速炉燃料       (都市大 佐藤勇教授)  20分
6)高速炉の事故はどのように進むのか?   (都市大 鈴木徹教授)   20分
7)学生企画フリーディスカッション           30分
「どうする?日本の高速炉開発」   (都市大 原子力安全工学科学生有志)
―自力開発?共同開発?他国炉導入?―
8)閉会の挨拶
17:00-19:00
意見交換会 @都市大ラウンジオーク

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