顕在化する地球温暖化や、昨今の不安定な政情によるエネルギー供給への不安が広がる中、固有の安全性や投資リスクの低減を追求した新型原子炉への期待が高まっています。このシンポジウムでは、日立が長年開発を進めてきた受動的安全性の高いESBWRを小型化したBWRX-300、軽水冷却で燃料増殖を可能とする低減速炉RBWR、空冷で崩壊熱除去可能なNa冷却高速炉PRISMの解説に加え、米国で建設が具体化してきたTerra Power社の高速炉Natriumや多目的試験炉VTRの状況、そして日本の高速炉開発の展望について専門家から紹介いただくとともに、新型炉開発の今後について原子力を学ぶ現役大学生とともに考えます。
日時: 2022年7月18日(月曜日、祝日)14:00-17:00
対象: 大学生、一般
形式: ZOOM(IDは申し込みいただいた方に後日送付します)
申込: https://00m.in/GRHuE (期限:7/15金)
費用: 無料
主催: 東京都市大学 理工学部 原子力安全工学科
プログラム:
【第1部】
開会挨拶 (都市大 鈴木徹)
14:00-15:00 BWRX-300(沸騰水型SMR)と日立の新型炉開発
(日立GE 松村和彦氏)
15:00-15:10 ディスカッション
休憩
【第2部】
15:30-16:30 米国のVTR, Natrium計画と日本の高速炉開発
(JAEA 佐賀山豊氏)
16:30-17:00 ディスカッション
閉会挨拶 (都市大 高木直行)
【問い合わせ先】
東京都市大学 理工学部原子力安全工学科
原子力システム研究室 担当:小宮
takaki_labo@nuc.tcu.ac.jp
以上