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原子力リスク評価研究室M2山岸君、B4田財さんが国際会議NUTHOS-10で口頭発表

12月15日から12月18日まで沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催された「原子力熱水力,運用及び安全に係る国際会議(NUTHOS-10)」にて、原子力リスク評価研究室の修士2年の山岸昇平君,学部4年の田財亜由子さんが口頭発表を行いました.発表のテーマは,それぞれ「Study of Thermal Hydraulic Behavior during Multiple Steam Generator Tube Rupture Events on PWR」,「Study of Risk Reduction by Improving Operation of Reactor Core Isolation Cooling System」であり,日本の軽水炉におけるシビアアクシデント時のプラント挙動を解析コードを用いた分析結果を報告しました.米国原子力規制委員会の研究者や米国コンサルティング会社のコンサルタントの方等からの質疑への応答を通して有益なアドバイスを頂くことができたので,今後の研究活動に活かしていきたいと考えています.

この国際会議NUTHOS-10(10th International Topical Meeting on Nuclear Thermal Hydraulics, Operation and Safety)は,日本原子力学会を始め,IAEA,米国,メキシコ,カナダ,中国,韓国,ブラジル,インド,ベトナム等の原子力学会が持ち回りで主催し,隔年開催している国際会議であり,原子力安全分野では主要な国際会議の一つに位置付けられます。今年度も約30セッションで約200件の報告が様々な国々からなされ,当該分野に関する研究の国際的重要性が再確認されました.尚,写真の「NUTHOS-11」は次回,韓国での開催の告知です.

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