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資源エネ主催「いま改めて考えよう 高レベル放射性廃棄物 ~処分に関する意見交換会~」が夢キャンパスで開催されました

2015年11月25日(水)、資源エネルギー庁が主催する「いま改めて考えよう 高レベル放射性廃棄物 ~処分に関する意見交換会~」に、原子力安全工学科の学科研究会「閃源会(せんげんかい)」が共催として参加し、グループワークを行いました。

本意見交換会は、資源エネルギー庁の他に、実施主体として一般財団法人電源地域振興センター、運営としてNPO法人持続可能な社会をつくる元気ネットが参加しており、今回は、学生を中心とした意見交換の場を設けることを目的として、本学原子力安全工学科の学生で組織する学科研究会「閃源会」がその趣旨に賛同して共催したものです。

意見交換会の中では、はじめに、「高レベル放射性廃棄物の最終処分について」(資源エネルギー庁 放射性廃棄物対策広報室長 池田 眞人氏)、「『プロメテウスの火』の後始末 -高レベル放射性廃棄物処分の4W1H」(日本原子力学会シニアネットワーク連絡会運営委員 坪谷 隆夫氏)の2件のお話を伺い、後半は4つのグループに分かれて、4,5名の学生と専門家の方で意見交換を行いました。グループワークでは、はじめは学生から専門家への質問という形でしたが、徐々に学生自身の考えを交えた発言がみられるようになり、終盤では「どのようにしたら処分場を受け入れられるようになるか」「どのように情報を伝えるべきか」といったことを提案する姿が見られました。

1時間のグループワーク終了後には、グループごとに話し合った結果を発表し合いました。それぞれの視点で、問題点を考え、解決するための方法の案が語られました。あるグループのまとめでは、「今回のような機会を活用して、まずは、自分の問題として考えることが重要ではないか」という発言がありました。

主催された資源エネルギー庁の方からは、「若い方に一緒に考えてもらうことが重要」「今回提案頂いた意見は国への提言として取り入れていく」「今後もこうした機会に積極的に参加して発言してほしい」とお言葉をかけて頂きました。

今回の意見交換会を実施するにあたり、ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

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