大学院共同原子力専攻修士1年の田治見 祐里さんが、2017年6月13日―16日、韓国の慶州で開催された第6回アジア溶融塩会議にて口頭発表しました。
共同原子力専攻 修士1年の田治見 祐里さんが、2017年6月13日―16日、韓国の慶州で開催された第6回アジア溶融塩会議にて口頭発表しました。この国際会議は3年に一度開催される溶融塩、イオン液体、ガラスに関連する化学と技術に関する学会で、本年は主にアジア地域の各国より120名程の研究者、大学院生を集めて開催されました。彼女は“Local structure of simulated radioactive wastes in molten borosilicate glasses including vanadium – effect of alkali oxide contents”(和訳:溶融バナジウム添加ホウケイ酸ガラス中における模擬放射性廃棄物の局所構造―アルカリ添加率の効果)という題で、セッションのトップとして口頭発表し、立派にその大役を務め、質疑もそつなくこなし会場の衆目を集めました。以下、本人による学会参加に対する所感です。
~国際学会に出て~
2017年6月13日~16日に韓国の慶州で開催されたアジア溶融塩会議は、私にとって初めての学会発表でもあり反省点もたくさんありましたが、外国人の前で発表する機会は数少ないため、貴重な体験をさせて頂きました。特に日常会話とは違う発表ならではの英語の表現の仕方、言い回しなど普段では学べないようなこともたくさん勉強できました。
日本だけでなく他国でも同世代の方が原子力に関する研究発表をされており、よい刺激にもなったので今後の研究に精進していきたいと思います。
田治見 祐里




